信州大学医学部附属病院 脳神経内科に通院中または過去に通院・入院された患者様またはご家族の方へ当科における臨床研究にご協力をお願いいたします。
2017年2月6日
「子宮頸がんワクチン接種後副反応が疑われる女児の予後調査」に関する臨床研究を実施しております。
信州大学医学部医倫理審査委員会の審査による医学部長の承認を得て、調査を行っています。このような研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。
倫理審査承認番号 :3620
研究課題名 :子宮頸がんワクチン接種後副反応が疑われる女児の予後調査
所属(診療科等) :脳神経内科、リウマチ・膠原病内科、難病診療センター
研究責任者(職名) :池田 修一(難病診療センター・特任教授)
研究実施期間 :倫理委員会承認日〜2019年3月31日
研究の意義、目的 :子宮頸がんワクチン接種後副反応の現状を把握することを目的とした研究
で子宮頸がんワクチン接種後副反応の病態解明に貢献すると考えられます。
対象となる患者さん:2013年6月1日以降、子宮頸がんワクチン接種後副反応を訴えて当院の医療
を受けられた方
利用するカルテ情報/検体:診断名、患者背景、性別、年齢、入院・外来の別、既往歴、現病歴、
治療、現在の症状、症状の改善・増悪の有無、日常生活の状況
(学校に通えているか、休学・転校が必要であったか、学校に通えな
かった期間)
研究方法 :過去の診療記録より上記の内容を収集し、子宮頸がんワクチン接種と各種
診療記録との関係性の有無について検討します。また、受診後1年以上経過
している方に対してアンケート調査も行う予定です。
共同研究機関名 :本研究は、信州大学のみで実施されます。
問い合わせ先 :氏名(所属・職名):日根野 晃代(信州大学医学部脳神経内科、
リウマチ・膠原病内科、信州大学医学部附属病院難病診療センター講師)
電話:0263-37-2673
既存の検体や診療記録(カルテ情報)、検査結果を研究、調査、集計しますので、新たな診察や検査、検体の採取の必要はありません。
当院外へ患者様を直接特定できる個人情報がでることはありません。
必要な情報のみを集計します。研究成果は今後の医学の発展に役立つように学会や学術雑誌で発表しますが、患者様を特定できる個人情報は利用しません。
この研究にご自分の診療記録等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。
研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。