【御礼】日本神経感染症学会学術集会が終了しました

2025年11月13日

2025年10月23〜24日に第29回日本神経感染症学会学術集会を松本市(ホテルブエナビスタ)にて開催しました。当日は多くの皆様に御参加頂きました。同時に開催された市民公開講座は、関心をお持ちの沢山の市民の皆様の熱気で満席となりました。
本学会の開催にご協力いただいた、また御参加いただいたすべての関係者の皆様に深謝申し上げます。

posted by 三内 at 08:47 | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本アミロイドーシス学会賞・ポスター部門賞をダブル受賞

2025年10月09日

2025年10月4日、熊本大学脳神経内科学講座の植田光晴先生を大会長に、熊本大学名誉教授の安東由喜雄先生を名誉会長として、第12回日本アミロイドーシス学会学術大会が開催されました。当科からもアミロイドーシス研究の成果発表を行いました。
本大会では、優れた業績を挙げた若手のアミロイドーシス研究者・医師を表彰するため、「日本アミロイドーシス学会賞(池田賞・安東賞)」が設けられています。
このうち、当科の田尻正輝医師(現・長野赤十字病院)が池田賞を受賞しました。
昨年、学術誌 Amyloidに掲載された論文「Neurofilament light chain as a biomarker for hereditary ATTR amyloidosis − correlation between neurofilament light chain and nerve conduction study」での研究成果が高く評価されました。

本論文では、遺伝性ATTRアミロイドーシスにおいて、神経障害を反映する血液バイオマーカーである neurofilament light chain(NfL: 神経フィラメント軽鎖)が、神経伝導検査の指標と強く相関することを初めて明らかにしました。NfLは重度の神経障害でも変化を検出できる高感度な指標であり、治療効果を鋭敏に反映する新たな血液バイオマーカーとして期待されています。現在は一般臨床で測定が難しいものの、今後アミロイドーシス診療における有用な評価ツールとしての実用化が期待されます。

田尻先生のコメント
「大変栄誉な賞をいただき嬉しく思います。今後もアミロイドーシスの診療と研究に真摯に取り組み、さらなる発展に貢献できるよう努めてまいります。」


また、ポスター発表部門では、佐藤充人医師(神経難病学、バイオメディカル研究所)が「断片化トランスサイレチンに対する自己抗体の検出と野生型ATTRアミロイドーシスの関連性」という演題で最優秀演題賞(ポスター部門)を受賞しました。
本研究では、ヒト血液中にトランスサイレチン(TTR)に対する自己抗体が存在することを明らかにし、特に一部が切断された断片化TTRに対する自己抗体価が、野生型ATTRアミロイドーシス患者群で有意に高値を示すことを見出しました。この成果は、断片化TTRが疾患発症メカニズムに関与している可能性を示すとともに、病態評価や診断に応用できる新たなバイオマーカーとなる可能性を示唆しています。

佐藤先生のコメント
「本研究で明らかとなった断片化TTRに対する自己抗体価測定法をさらに最適化し、将来的には一般検査室でも利用可能な臨床検査法として確立したいと考えています。道のりは平坦ではありませんが、諦めずに努力を続けます。」



posted by 三内 at 13:22 | 研究の成果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

漆葉章典先生が分担執筆した「ALSハンドブック」が刊行されました

2025年10月09日

筋萎縮性側索硬化症(ALS)は進行性の運動障害をきたす疾患です。確立された根本治療のない神経難病の一つですが、症状を緩和したり、進行を遅らせたりする方策はあります。
この本は、漆葉先生の前任地・東京都立神経病院で長年培われてきたALS診療のノウハウが凝縮された一冊で、診断、告知、呼吸療法、栄養療法、リハビリテーション、緩和治療、終末期ケアと網羅された実践的な内容となっています。
ご関心のある方は、ぜひ手に取ってみてください。

https://www.chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=4922


posted by 三内 at 13:09 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

当科教授 関島良樹 が、日本アミロイドーシス学会代表理事に就任しました

2025年10月09日

当科教授 関島良樹 が、日本アミロイドーシス学会代表理事に就任しました


posted by 三内 at 08:40 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神経難病に対する最新治療の講演会のご案内

2025年10月02日

「神経難病に対する最新治療の講演があります」

11月9日(日)に信州大学医学部附属病院 信州診療連携センター(関島良樹センター長、日根野晃代講師、漆葉章典講師)と長野県の主催で、「長野県難病ケアシンポジウム」が行われます。

当科の関島教授が難病に対する治療開発の取り組みについて、松嶋聡助教(リハビリテーション科併任)がロボット支援による歩行リハビリについて講演します。

近年の難病治療開発は目覚ましく、その一端を知って頂く大変よい機会だと思います。また治療法開発に至っていない疾患においても、リハビリ工学の発展を受け開発された最新機器によりリハビリの世界にイノベーションが起きつつあります。難病克服に向けた私たちの取り組みを知って頂ければと思います。

参加費無料、会場は信大病院です。
事前申込が必要です。10月31日までに下記リンクからご登録をお願いします(下記リンク)。
https://forms.gle/hVEvxJf62XLiuF537

詳細はこちらから
https://wwwhp.md.shinshu-u.ac.jp/information/2025/09/11915.html

第15回難病ケアシンポジウム チラシ PDF (1).pdf
posted by 三内 at 07:47 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする