第16回国際アミロイドーシス学会

2018年04月03日

2018年3月26日から29日までの4日間、桜が満開の熊本にて第16回国際アミロイドーシス学会が開催されました。まだ熊本地震の影響が色濃く残る熊本城の隣、KKRホテル熊本で熊本大学の安東由喜雄先生を大会長とし、世界各国からアミロイドーシスの専門家が集まって最先端の発表が行われました。
180403-1.jpg
崩れた石垣、満開の桜の奥に見える熊本城は工事中でした。

当科からは、関島良樹准教授、加藤修明講師、吉長恒明助教、江澤直樹助教、上野晃弘医師の5名が発表を行いました。また保健学科の矢崎正英教授も2演題を発表してきました。
180403-2.jpg
学会の看板とともに「がんばろう!熊本」の看板もありました。

関島准教授は複数のセッションでChairやDiscussantを務め、口演で『Japanese consensus of diagnosis and treatments for ATTRm amyloidosis』、ポスターで『The current status of the Transthyretin Amyloidosis Outcomes Survey (THAOS) in Japan』『First nationwide survey on systemic wild-type ATTR amyloidosis in Japan』の2演題を発表しました。
180403-3.jpg
海外の参加者からの質問に答える関島先生

当科からのポスター演題としては
『Amyloid myopathy: Diagnosis, clinical presentation, pathology, and amyloid imaging findings of this rare myopathy associated with systemic immunoglobulin light-chain (AL) amyloidosis』加藤修明医師

『The First Case of Wild-Type Cystatin C Amyloidosis Identified from Granulomatous Amyloidoma in the Rectum』
『Production and biochemical analysis of mutated fibrinogen Aa produced by CHO cells with Δ523 AGTC in FGA ‘Japan original mutation’』の2演題。吉長恒明医師

『Evaluation of multiple organ amyloid involvement in systemic AL and ATTR amyloidosis using whole body 11C-PiB-PET imaging』江澤直樹医師

『Therapeutic impact of lenalidomide-dexamethasone for patients with relapsed or refractory systemic light chain (AL) amyloidosis 』上野晃弘医師
を発表しました。
特に吉長医師はSelected poster presentations に選出されOralでの発表も行いました。

海外の研究者たちと最先端の議論することで、アミロイドーシスという疾患の奥の深さを痛感し、明日からの診療や研究に活かせるよう努力したいと思える有意義な時間となりました。

180403-4.jpg
海外の参加者とDiscussionする加藤先生

180403-5.jpg
ポスター会場ではあちこちで熱い議論が交わされていました。

27日の夜には、「HANAMI TOUR」が開催され、熊本城の隣、桜の馬場城彩苑にて熊本城おもてなし武将隊の演武や太鼓の演奏などが行われました。地元の食事を食べながら、海外からの参加者と交流を深める楽しい時間になりました。
180403-6.jpg

180403-7.jpg
おもてなし武将隊と一緒に。左から上野先生、関島先生、江澤先生。

180403-8.jpg
桜の名所とされる行幸坂は現在も立ち入り禁止で遠くからの眺めでしたが、素晴らしい桜でした。


今年8月には、第6回日本アミロイドーシス研究会学術集会が信州大学医学部附属病院を会場に、樋口京一教授(加齢生物学)を大会長として開催予定です。アミロイドーシスにご興味のある方はぜひご参加ください。
ホームページアドレス:http://www.amyloidosis.jp/jars6/
posted by 三内 at 00:29 | 論文・発表紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年度医局送別会

2018年03月23日

3月20日、松本ホテル花月にて第三内科・西7階病棟の送別会が開催されました。去年はインフルエンザ騒動があり、医局関係者のみでささやかに行いましたが、今年は参加者35名と盛大に行われました。

送別される先生方は下記の9名です。
佐藤充人 先生
江澤直樹 先生
上野晃弘 先生
沼波 仁 先生
臼田真帆 先生
倉科淳一 先生
増子真嗣 先生
望月祐介 先生
森田有紀 先生

研修医送別会も兼ねており、2月途中からローテートしてくれた研修医3人
坂井政之 先生
白山輝樹 先生
樽田大樹 先生

また西7階の看護師さんたちも、6名が異動や退職などでいなくなってしまうということで、看護師長さんと一緒に参加してくれました。

関島先生から、送別者にそれぞれお言葉をいただきました。
180322-1.jpg


美味しい食事と思い出話で盛り上がる中、送別者からの挨拶がありました。

今年度最後にローテートしてくれた研修医の先生方はみな2年目の研修医で、4月からそれぞれ他の科の後期研修に進むことが決まっておりました。ともすると最後のローテート科の研修はだらけ気味になってしまいがちですが、3人とも後期研修のために必要なことを学ぶという明確な目的をもって研修してくれました。
180322-2.JPG
左から白山先生、樽田先生、坂井先生


次に赤羽看護師長さんから、異動・退職の看護師さんの紹介があり、各人から一言ずつ挨拶をいただきました。


今年度3年目の先生たちは、6人のうち5人が関連病院に修行に出ます。臼田先生が長野赤十字病院へ。倉科先生は篠ノ井総合病院へ。望月先生が北信総合病院へ。増子先生と森田先生が伊那中央病院へ。それぞれ地域の中核となっている病院で、大学病院とは違った忙しさが待っていることと思います。5人とも優秀で高いポテンシャルを持っており、4月からは早速その力を存分に発揮していただきたいと思います。

180322-4.JPG
臼田先生(長野赤十字病院へ)

180322-3.JPG
倉科先生(篠ノ井総合病院へ)

180322-5.JPG
増子先生(伊那中央病院へ)

180322-6.JPG
望月先生(北信総合病院へ)

180322-7.JPG
森田先生(伊那中央病院へ)

沼波先生は、今年第三内科の一員となり、一年間活躍してくれました。やりたい研究があり東京に行ってしまうとのことです。とても残念ですが、縁あって第三内科で一緒に過ごした仲間であり、またいつか戻ってきていただければ嬉しいです。
180322-8.JPG
沼波先生(東京へ)


上野晃弘先生は北信総合病院から戻ってきて2年間大学病院で活躍し、今回諏訪赤十字病院に異動になります。難しい症例に対して細やかなところまで対応していく臨床能力の高さもさることながら、関西出身でイベントごとなどではみんなの注目を集める趣向をしてくれました。今回の挨拶でも上野先生らしく、大人数の挨拶でやや停滞気味だった空気に変化と笑いを起こしてくれました。

180322-9.JPG
上野晃弘先生(諏訪赤十字病院へ)


江澤先生は長野赤十字病院から戻ってきて3年間大学病院で勤務され、信州上田医療センターに異動になります。国内外のアミロイドーシス学会での学会賞受賞、ということもありましたが、初期研修医が所属している臨床研修センターの支援員や医局対抗野球係など学術分野以外でも活躍してくれました。今回、一人体制の信州上田医療センターに増員として異動になり、二人体制になります。

180322-10.JPG
江澤先生(信州上田医療センターへ)

180322-11.JPG
同じチームの先生たちからプレゼントがありました。


佐藤先生も佐久総合病院から戻って3年間、特に最後の1年は病棟医長として責任の重い立場で頑張ってくれました。病棟の管理だけでなく、後期研修医の教育にも力を注ぎ、抄読会だけでなく、後期研修医対象の専門医による勉強会なども行ってくれました。次期病棟医長の上野賢一先生から花束贈呈、そして後期研修医たちからは記念品の贈呈がありました。佐久総合病院に異動になりますが、病棟への熱い想いはまだまだ残っているようで、また戻ってきて病棟医長をやりたい、と言っておりました。
180322-12.JPG
佐藤先生(佐久総合病院へ)

180322-13.JPG
次期病棟医長の上野賢一先生からの花束贈呈がありました。

180322-14.JPG
3年目の先生たちから記念品の贈呈がありました。記念品の準備が間に合わず、目録での贈呈になりました。


下島先生から締めのお言葉と、第三内科恒例の万歳三唱で送別会は終了となりました。
180322-16.JPG


第三内科での思い出を語り合うには短すぎる時間であり、2次会へ、3次会へと語らいの時間は続きました。
180322-17.JPG


新しい職場におかれましても、皆さまがご活躍されますよう心よりお祈り申し上げます。
180322-15.jpg
posted by 三内 at 22:49 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同期お別れ会

2018年03月17日

3月某日、今年度入局した同期6人でお別れ会が開催され、1年間の反省やそれぞれの指導医・病棟長への思い(愚痴?)などが語り合われたようです。

感傷に浸る場面もある中、倉科先生からのケーキのサプライズがありました。
180317-1.JPG

とても仲の良い6人で、4月からはそれぞれ新天地に旅立ち、全員揃って集まる機会というのはなかなか無くなってしまいますが、これからも同期のつながりを大事にしていってほしいと思います。
180317-2.JPG
posted by 三内 at 00:11 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1年目研修医激励会

2018年03月09日

3月6日、2017年度に第三内科をローテートしてくれた1年目の研修医の先生たちの激励会を行いました。今年度の1年目研修医は4人と少なめでしたが、全員優秀で、我々も大変刺激を受けました。


4月から3か月ローテートしてくれたO先生。学生の時も実習で回ってきてくれましたが、研修でも最初にローテートしてくれました。医師になったばかりで戸惑うことも多かったと思いますが、神経内科、リウマチ・膠原病内科それぞれ1.5か月ずつ頑張ってくれました。医局旅行にも参加し、人見知りで誰にも近寄らなかったE先生のお子さんが唯一自ら抱っこされに行ったという、不思議な魅力の持ち主でもありました。

8月途中から11月途中まで、同じく神経内科、リウマチ・膠原病内科それぞれ1.5か月ずつローテートしてくれたK先生。1年目とは思えぬ落ち着きで、病棟ではしっかり戦力として活躍してくれました。医局対抗野球にも参加し、他科ですでに登録していたため試合には出られませんでしたが、練習で元野球部の実力をみせてくれました。

11月途中からはT(C)先生が1.5か月神経内科をローテートしてくれました。久々の内科研修だったとのことで、最初は戸惑っている様子が見られました。しかし徐々に感覚を取り戻してからは、着実で、先の手を読んだ診療をしてくれました。忘年会にも参加し、第三内科の重鎮の先生方と交流もしてくれました。内科志望とのことで、これからの診療に期待しています。

年明け1月から1.5か月はT(M)先生が神経内科ローテートしてくれました。すでにいろいろな内科をローテートしており内科的な考え方には慣れてきていたと思いますが、神経内科、特に難病の患者さんの症例を受け持った時は難しさを感じたのではないかと思います。物静かなたたずまいの中に、芯のある診療スタイルが感じられました。


4人ともたすきがけプログラムで、2年目は一般病院での研修になるそうです。脳神経内科、リウマチ・膠原病内科は、どちらの診療科も頭の先から爪の先まで全身をくまなく診察する診療科です。1.5か月または3か月の研修期間で、患者さん全体を診療するということにだいぶ慣れてもらえたのではないかと思います。

4月からは2年目の研修医として、求められるレベルも高くなりますし、責任も大きくなってきます。第三内科で学んだことを役立てながら頑張って研鑽を積み、また信州大学に、そしてぜひ第三内科に戻ってきてください。

1年間お疲れ様でした!4月からも頑張ってください!

20180309-1.JPG
posted by 三内 at 13:34 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第224回日本神経学会関東甲信越地方会

2018年03月05日

平成30年3月3日、東京の砂防会館で第224回日本神経学会関東甲信越地方会が行われました。
180305-1.JPG

当科から沼波仁医師が症例報告を行いました。
『味覚異常と顔面の異常感覚で発症したFOSMNの56歳男性例』
180305-2.JPG

沼波先生から感想です。「緊張しましたが、時間通りに発表を終えることができてほっとしました。難しい症例でしたが好意的な内容の質問が多く、自分自身の理解が深まる議論ができたと思います。」とのことでした。

沼波先生は専門医試験の準備で忙しい中、学会発表お疲れさまでした。
posted by 三内 at 18:54 | 論文・発表紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする